マルチメディアとしての高橋メソッド

高橋メソッドが嫌いな人の意見を聞いてみると、文章じゃないから解りにくいというものが多い。
えーと、なんで人がわざわざプレゼンするか解ってます?文章でよければ、普通にワープロとかで資料作ればよいのでは。その方が絶対読みやすいし、解りやすいよ。

プレゼンというのは、自らの肉声をとどけることに意味が有るのだ。極論すれば、スライドなんていらない。しゃべりだけで、聴衆の注意を引き、理解してもらえるのが理想なのだ。

しかし、そうそう「しゃべり」だけで解りやすいプレゼンは出来ない。図とか、文による説明のナビゲートとか加えることで、その助けとしよう。それがスライドなんだ。つまり、「しゃべり」を基本としたマルチメディアだといえる。

高橋メソッドは、でかい文字による説明のナビゲートが加えられた「しゃべり」基本のシンプルなマルチメディアとして、よく出来ている。

注意したいのは、決して、HTMLのように文章を基本としたマルティメディアではないということだ。つまり、高橋メソッドのあの文字を文章として捉えてはいけない。あれは、「説明のナビゲート」として見なければいけない。