2008-05-02 渋滞学 book 道路でいうと、車が多くなれば渋滞が発生するのは当然の様に思える。思えるが、理論化して定量的に予測するのは難しいのだろう。 この本は、そういう渋滞に関する科学を一般向けに解説したものだ。個人的にほほーと思ったのは、「非渋滞ー渋滞」という変化を「個体ー液体」というのと同じく相の変化としてとらえるのだと言うところだ。 統計力学に詳しくはないので、理論的詳細にはぴんとこないのだけれど。あと、気になったキーワードをいくつか。 非ニュートン粒子、 セルオートマトン ASEP 非対称単純排除過程 Asymmetric Simple Exclusion Process 避難安全検証法 渋滞学 (新潮選書)作者: 西成活裕出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/09/21メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 100回この商品を含むブログ (147件) を見る