渋滞学

道路でいうと、車が多くなれば渋滞が発生するのは当然の様に思える。思えるが、理論化して定量的に予測するのは難しいのだろう。
この本は、そういう渋滞に関する科学を一般向けに解説したものだ。

個人的にほほーと思ったのは、「非渋滞ー渋滞」という変化を「個体ー液体」というのと同じく相の変化としてとらえるのだと言うところだ。
統計力学に詳しくはないので、理論的詳細にはぴんとこないのだけれど。

あと、気になったキーワードをいくつか。


渋滞学 (新潮選書)

渋滞学 (新潮選書)