見せる側の意思、見る側の意思、そしてブラウザ製作者の意思

まだ、よく考えが纏まっているわけではないけれど。

ぼくとしては、フォントサイズの問題は、サイトを見せる側の意思と見る側の意思とのバランスをどうとるかと言う問題なのではないかと思っています。
そのバランスの調整役的なのがブラウザ製作者の意思ということになるかと。

具体的に言うとこんな感じかな。

サイトを見せる側(製作側)は、ユーザには(ある特定のブラウザで)特定のフォントサイズで見てほしいと思う。ユーザは、(また特定のブラウザで)特定のフォントサイズで見たいと思う。ブラウザ製作者(HTMLの規格制定者も含めて)は、それの調整機構として、フォントの拡大縮小機能を提供している。

ユーザとしては、「文字サイズが各ブラウザで揃っていることを前提」としてデザインされるのは嫌だ。けれども、デザイナとしては、「文字サイズが各ブラウザで揃っている」方が自らの意思をうまく表現できる。これをブラウザ製作者はどうバランスをとればよいのか?