ナスカへ

3時半発のバスでナスカへ向かう。
タクシーでバス乗り場へ。「アエスタシオン デ クルスデルスール」で通じたけど、これでええのかいね。3ソル。市内はだいたいこれくらい見たいね。

バスに乗り込むとき改札みたいなのが有って、何か言われたけどスペイン語で解らない。で、まあ行けと言う事で通って、荷物をバスの荷物入れに預けようとすると、あっちで行けという。そこへ行くと、秤があって、荷物の預かりみたいだ。えー、お金いるのーっと思ったけど、どうも大きい荷物だけお金がいるみたい。飛行機と同じですね。チケットに荷物の預かり券をホチキスでとめてもらえる。なかなかしっかりしている。

で、バスに乗り込むと、警察がやってきて、車内の乗客を一人一人ビデオで採っていく。防犯対策のようだ。そんなにまだ治安悪いのかな。

ということでスタート!アンデスの景色が楽しみである。

と始めは良かったが、すぐにクスコの周りの山をバスが登り始めたところで、我々はこの陸路のルートがツアーで使われていない理由を身をもって感じた。

道はきれいに舗装されているが、ひたすら曲がりくねっているのである。

あっという間に気分が悪くなってくる。シートに深く腰掛けて、水を飲んだり、ちょっと景色を見たりしてやり過ごす。

のぼり切っても曲がりくねった道は終わらなかった。少し下り基調になったほうが、速度が速くなって、よりきつい。このバス、インペリアルクラスで、高級バスだよね。というのに、このつらさは何。アバンカイまでこんな道は続いた。

アバンカイで少し休憩。その後、登り坂になったところで、夕食の弁当が配られた。ロモサルタード+ライス、コロッケみたいなの、バナナとインカコーラ。僕はとても食べられたものでは有りませんでした。バナナだけ。相方は、半分は食ってたようだ。

その後、うとうとしていると、何か車掌がマイクで声を出しているので目覚めた。周りを見ると、ビンゴゲームしている。どんどん数字が読み上げられている。おっ、よこの席のおっちゃんがビンゴっと思ったら、まだゲームは続いていくぞ。どんどん数字は読み上げられ、とうとうそのおっちゃんがビンゴと叫んだ。おー、全部の升目が開いている!1列をそろえるだけでなくて、全マスあけるルールなのか。

そのおっちゃんは何か商品もらってました。

ようやく登り基調になり、バスの速度も少しゆっくりになり、眠ることができるようになった。