やっぱ南米遠いねー。アメリカまで10時間、乗り換えて6時間かかる。

アメリカで乗り換えすると、他の国と違って入国させられて、また、その入国の手続きが遅いので面倒だ、乗り換え時間が無いときには走ったりとか大変らしいという話を聞いていた。成田出発が20分遅れていて、乗り換え時間が2時間を切っていたので、僕らも少し心配な面はあった。

飛行機を降りて、入国手続きの部屋へ歩いていくと、部屋から人が溢れていた。通路にならぶ。サンタの帽子をかぶった太った黒人のおっちゃんが、トランシーバ抱えて、列の案内をしていた。と思ったら、ヨーロッパから着いたらしい白人の金髪の若い女性達もサンタの帽子をかぶってた。クリスマスとは、欧米にとってはそのようなものかと、(それにしても列長いよなと、)思いつつ待つことにする。案内の黒人のおっちゃんがリマへの乗り換えの人はいないかと聞くので、搭乗券を見せると、大丈夫だ、そのまま待てという。きっと別のリマ便が有るんだろう。と、後ろからばたばたと走る音が聞こえると、添乗員風の日本人がリマなんだけど大丈夫かとあわてた風に尋ねていた。おっちゃんは大丈夫だと答えていた。そんなにあわてないでも。

入国検査は、それなりに時間が掛かります。シンガポールとかのあの手際よさは無い。パスポートをいちいちページめくってチェックする。イランとかのスタンプあると大変なんだろうな。

入国したら、荷物ピックアップして、バゲッジクレーム脇にあるカウンターで荷物預け直して、またゲートへ。預け直しの時は何もレシートくれないのね。預け直さなければ、紛失したことに出来そうなもんだが。

で、出発ゲート内へ再度戻ってくる。ゲートが何番だか解らないので、モニターを探してみてみると、ヒューストンって、出発が国内国際で同じなのね。出国検査無し。だから、乗り換えだけでも入国させられるのか。しかし、ゲート案内のモニターは、乗り継ぎの入り口から入って、右か左へちょっと歩いたところにしか無いのは不便だよね。裏口から入ってきた気分。まあ、空港の拡張工事中みたいなので、そのうち改善されることを祈ろう。